特例法に関する実態調査報告(2)
性同一性障害特例法施行による当事者の実態調査報告
一般社団法人gid.jp日本性同一性障害と共に生きる人々の会では、「性同一性障害者の性別の取扱いの特例に関する法律」の施行状況調査を行いました。ご協力いただきました性同一性障害当事者の方々に、謹んで御礼申し上げます。
ここに、その調査結果をまとめ、ご報告いたします。
| 調査対象 |
1)戸籍の性別変更を終えた性同一性障害当事者
2)「現に子がいないこと」または「現に婚姻していないこと」の要件により戸籍の性別を変更できない性同一性障害当事者
3)現在治療中または性別適合手術や戸籍の性別変更自体を考えていない性同一性障害当事者
4)その他の性同一性障害当事者
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| 調査方法 | 弊法人ホームページ上にアンケートURLを公開し、インターネット上で回答を得る |
| 質問項目 | 下記の通り |
| 実施期間 | 2006年3月10日(金)~2016年5月22日(金) |
| 調査責任者 | 山本 蘭(実施機関の代表) |
| 実施機関 | 性同一性障害をかかえる人々が、普通にくらせる社会をめざす会 |
「現に子がいないこと」または「現に婚姻していないこと」の要件により
戸籍の性別を変更できない性同一性障害当事者
Q1.年齢

Q2.当事者性

Q3.現在のあなたの身体の状態

Q4.子どもを持っているか

Q5.出生時の性別での婚姻関係

Q6.子どもと同居しているか

Q7.配偶者・元配偶者との現在の関係

Q8.配偶者との別居や離婚、子どもとの別居の最も大きな原因

Q9.性同一性障害特例法が施行されて良くなったと思うこと

Q10.性同一性障害特例法が施行されて悪くなったと思うこと

Q11.性同一性障害特例法が施行による生活の変化

Q12.性同一性障害特例法への評価

Q13.性同一性障害特例法で特に修正または削除して欲しい(した方がよい)要件

Q14.戸籍の性別が変更できないことが与える子どもや家族への影響
